重い物を落としてフローリングが深くえぐれると、表面の色だけでなく木目の形まで欠けます。いわき市平で床のキズを調べるときは、まず「線状の擦りキズ」「丸いへこみ」「木部が欠けたえぐれ」のどれかを見分けます。えぐれは市販の補修ペンだけでは凹凸が残るため、欠けた部分の形を戻す作業が必要です。
傷の縁が黒く見えるときは、汚れだけでなく木部が押しつぶされて影になっていることがあります。濡らして色を確かめると床が膨れるおそれがあるため、乾いたまま明るい場所で撮影します。ワックスや補修ペンを先に塗らず、傷の輪郭を残してください。
最初に傷の深さと床材の動きを見る
傷の周りを指で軽く触り、ささくれ、浮き、踏んだときの沈みを確認します。表面だけが欠けて下地が動かない場合は、部分補修を検討できます。床材が広い範囲で浮いている、水を吸って膨らんでいる、継ぎ目が持ち上がっている場合は、張り替えや下地の確認が先です。
下の写真のように傷の位置が分かる全体写真と、定規を添えた近接写真があると、深さと作業範囲を判断しやすくなります。

欠けを埋めて木目を描くまでの流れ
まず浮いた木片と汚れを取り除き、欠けの縁だけを細かく整えます。健全な表面まで大きく削ることはしません。欠損部には床材の硬さに合う補修材を少量ずつ充填し、硬化後に周囲と同じ高さまで研磨します。
平らになったら、床の地色を薄く重ねます。その後、周囲の木目を見ながら細い線を描き、最後に艶を合わせます。木目がはっきりした床、濃淡の強い床、光沢の高い床は、見る角度によって補修部分が分かることがあります。

部分補修より張り替えが向く状態
水漏れで床材が広く膨れた場合、下地まで軟らかくなった場合、複数枚が連続して割れた場合は、表面だけを埋めても再び動くおそれがあります。また、床暖房がある床は構造の確認が必要です。無理に注射針やビスを使うと設備を傷めるため、自己判断で穴を空けないでください。
作業時間が変わるポイント
一か所のえぐれでも、深さ、木目の細かさ、使用する色の数で工程が変わります。補修材の硬化を待ってから削るため、傷の大きさだけで時間は決まりません。家具が傷の近くにある場合は、移動と養生の範囲も事前に確認します。
問い合わせ時に送ってほしい写真
部屋全体、傷を中心にした一歩引いた写真、定規を添えた近接写真の3点が役立ちます。床材の種類や築年数が分かれば併記してください。いわきリペアナビでは、写真から部分補修の可否と現地で確認する箇所を整理します。フローリング補修の内容もあわせてご確認ください。